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2007年10月 1日 (月)

「私は待たされた」は、「I was waited.」ではない

今日の教えて : 今日は英文法の受動態の話じゃ。「私は待たされた」を、「I was waited」だと思っているようなら、以下の説明をよく読んで理解しておくように。

受動態というのは、他動詞の目的語である行為の対象物または対象者を主語にする文章である。
従って自動詞である「wait」には、もともと目的語がないので、受動態は作れない。
ただし、She made me wait for 2 hours.(彼女は私を待たせた)という文章のmadeの目的語であるmeを主語にすれば、I was made to wait for 2 hours. (私は待たされた)という受動態を作ることができる。

この様に、受動態では、他動詞の目的語である動作の対象物または対象者を主語にして、本来の動作の行為者は言っても言わなくてもいいので便利。

受動態が必要な理由は以下の通り。

①行為者が、不明である。
この場合は能動態では文章を作れないので自動的に受動態となる。
(例) 行為者がわかっている場合、He killed her.と能動態で書けるが、行為者が不明の場合、主語がないので能動態では書けない。よって、She was killedと受動態にするしかない。

②行為者が誰かはわかっているが、あえてそれを言いたくない。
(例) I said that she was lazy.と能動態で言うと、私が言ったことがばれる。She is said to be lazy.または It is said that she is lazy.と受動態にすれば、誰がそう言っているのかはわからない。

③行為者よりも、行為の対象物または対象者が問題である。
(例) 私が殺しましたと行為者が誰であるかが重要であるときは、I killed him.と能動態にするが、行為者よりも、殺された人が誰であるかが重要である時は、He was killed.彼が殺されましたと受動態で言うのが普通である。

See you tomorrow,
Mike Matsutani

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