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2009年3月22日 (日)

名詞好きな英語

今日の教えて : 英語は、日本語に比べると、より好んで名詞を使うようだ。

よく引き合いに出されるのが、(1)のような例文である。もちろん、(1A) のように英訳できるが、(1B) のように、動詞の run を名詞の runner にすることも多い。

(1) 彼女は早く走ります。

(1A) She runs fast .

(1B) She is a good runner.

次の(2)では、副詞の easily が名詞の ease に代わっている。

(2) いとも簡単に、やって見せた。

(2A) He did it easily.

(2B) He did it with ease.

以下(3B)では、動詞 died の代わりに名詞 death を使い主語にしている。これを、文法用語では無生物主語と呼ぶ。最近では、英語の影響で、「愛犬の死が彼を落胆させた」と言っても、それほど違和感はないが、やっぱり、「愛犬が死んで、落胆した」のほうが日本語的にはぴったりくる。

(3) 愛犬が死に、全く元気がない。

(3A) He is depressed as his dog died.

(3B) His dog's death has depressed him.

また、(3B) は、(3C) のようにも書くことができる。

(3C) Death of his dog has depressed him.

この of のことを、英文法では、「主格の of」という。"his dog" が "death"の主語にあたるからだ。

  Death of his dog = His dog died

一方、以下の例で使用されている of は、「目的格の of」と呼ばれている。

(4) 母を殺したのは、この男です。

(4A) He is the man who killed my mother.

(4B) The killer of my mother is this man.

  The killer of my mother = The man who killed my mother

この場合、my mother は、killer (= a person who killed) の目的語になっている。

以上、(1)から(4)の日本語に対する英語として、日本人は、(A) の文章は書くことができるが、(B) の文章を書ける人はなかなかいない。それゆえ、(A) にくらべて、(B) の方が英語らしい英語と言える。

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