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2009年3月11日 (水)

過去完了形と過去形

今日の教えて : 今日は、過去完了形だ。これは単に、現在完了形の時制を一つ古くしただけで、特に難しいものではない。

(1) Tom says, "I have never been to Chicago."
   トムは、「シカゴに行ったことがない」と言っている。

この(1)の直接話法を過去形の間接話法にすると、

(2) Tom said that he had never been to Chicago.
   トムはシカゴに行ったことがないと言った。

となる。つまり、(2)の文章は、時制の一致を受けて、現在完了形の部分が過去完了形になっている。もちろん現在形の間接話法なら、(3)のように現在完了形のままだ。

(3) Tom says that he has never been to Chicago.
   トムはシカゴに行ったことがないと言っている。

(1)と(3)からわかることは、トムは生れてから今現在まで一度もシカゴへ行ったことがないということである。

一方、(2)では、トムは生まれてから、「シカゴに行ったことがない」と言った時点まではシカゴに行ったことがないのはわかるが、そう言った時から今現在までの間にシカゴに行ったかどうかは分からない。

このように、過去完了形が必要なのは、現在完了形の時制を古くしなければならないからだ。

では、下の(4)の直接話法を過去形の間接話法にすると、どうなるか?(5)と(6)のどちらが正しいか?

(4) Tom says, "I went to Chicago"
   トムは、「シカゴに行った」と言っている。.

(5) Tom said that he went to Chicago.
   トムは、シカゴに行ったと言いました。

(6) Tom said that he had gone to Chicago.
   トムは、シカゴに行ってしまったと言いました。

正解は、(5)である。(6)を直接話法にすると、

(6’) Tom said, "I have gone to Chicago."

となり、「私はシカゴに行ってしまって今ここにはいない」ということになる。トムが幽霊でもない限りこれは不可能だ。

また、他の用法として、過去よりも前のこと(いわゆる大過去)を言うときは、過去完了を使うということが、英文法書によく書かれているが、必ずしも過去完了形でなくとも過去形でもよいことが多い。

文法書にある説明はこうだ。

食べ終わった後で、お金がないのに気づいた。
I realized I had no money after I had finished eating.

気づいた時点よりも前に食べ終わっていたので、"finished (過去形)" ではなく、"had finished (過去完了形)を使い、大過去を表す。

しかし、実際問題として、"after"という接続詞があるので、気づいたのは、食べ終わった後だと容易に理解できるので、過去完了形をどうしても使う必要などないと思われる。以下のように過去形で十分だ。

食べ終わった後で、お金がないのに気づいた。
I realized I had no money after I finished eating.

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マイク 松谷

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