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2009年3月18日 (水)

日本語は多彩だ

今日の教えて : 日本語は、英語に比べ実に多彩である。

以下の(1)と(2)は、しゃべった言葉は全く同じだ。しかし、日本語にすると、(1A)と(2A)のように、全く異なってしまう。

(1) "Who left the pen here?", said she politely.

(2) "Who left the pen here?", said he angrily.

(1A) 「どなたか、ペンを、ここにお忘れじゃありませんか」と彼女は言った。

(2A) 「一体誰だ、ペンをここに置き忘れやがったやつは」と男は言った。

上の英語と、日本語の違いは、

* 英語の "politely" と "angrily"が、日本語では訳されていない。

* その代り、日本語では、(1)は、丁寧なしゃべり方に、(2)は怒ったようなしゃべり方になっている。

つまり、日本語は、丁寧なしゃべり方や、怒ったようなしゃべり方、女ことば、男ことば、などさまざまな話し方があるのに対し、英語では、日本語ほど顕著な違いはないということである。

私には、日本人の情緒を重んじる国民性と、欧米人の合理化精神との差が、このような違いを生み出したように思われるのだ。

また、いまでもそうだが、英語の小説などを読んでいると、時々、だれのセリフか分からなくなることがある。

"I think you ........."

この英文から、"I" と 'you" が男か女か年寄りか若者か、身分が高いか低いかなどは一切分からない。

一方、日本語ならば、登場人物の背景が分かっていれば、そういった情報がすぐに察知できるのでわかりやすい。

「俺は、お前が、、、、、、、と思うぜ」
「あたしゃ、お前さんが、、、と思うよ」
「吾輩は、お主が、、、、、、、と思う」
「僕は、兄ちゃんが、、、、と思うんだ」
「私は、先生が、、、、、と思います」
「うちは、母ちゃんが、、、、と思うわ」
「わしゃ、あんたが、、と思っちょります。」

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See you,
マイク 松谷

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