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2009年12月 4日 (金)

仮定法の微妙なニュアンス

今日の英文法 : 今日は仮定法の微妙なニュアンスについて。

仮定法は、現在や過去の事実に反することや、きわめて可能性の低いことを仮定する際に用いるとこれまで説明してきた。では、以下の例はどうだろうか?

(J1) 手伝ってくれるとうれしいです。

(E1) If you can help me, I'm happy.

もちろん(E1)の英語で十分通じるが、場合によっては、あまり洗練された大人の英語ではないかも知れない。この英文は、全部現在形で書かれているので、仮定法ではなく直説法だ。また、意味から言っても、手伝ってくれる可能性がないとか、手伝ってくれる可能性が低いとかいうわけでもないので、仮定法は使えないだろうと思われるかもしれない。

しかし、直接法というのは、現実の世界の話になり、「手伝ってくれればうれしい」が、「手伝ってくれなければうれしくない」と暗に言っていると、場合によってはとれなくもない。

(J1)の真意は、手伝って欲しいという依頼であろう。人にものを頼む際、直説法以外に命令法もあるが、いづれも使い方によっては失礼になることがある。そういうときこそ、仮定法の出番だ。

(E2) If you could help me, I would be happy.

(E2)は(E1)を仮定法過去に書き換えたものだ。意味は、「(お手伝いいただかなくても構いませんが)もし万一お手伝いしていただけるならば幸いです」と非常にへりくだった表現で、相手に押し付けるような感じはしない。

このように、丁寧に依頼ごとをする場合は、仮定法が良く使われる。

(2) あなたに来ていただきたいのですが。
    I would like you to come.

(3) 早急にご回答いただければ幸いです。
    A prompt reply would be deeply appreciated.

(4) 留守中、うちの犬の面倒をみてもらえないでしょうか?
    Would you please take care of my dog while we are away.


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See you tomorrow!
Mike Matsutani

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